4月2、3日は大石田のひなまつりです。
大石田は、江戸時代に物資輸送の大動脈となった最上川の中心河岸で、舟運により京都などとの交易で大いに繁栄しました。

現存する古い雛人形の多くはその頃もたらされました。近年、雛人形研究家により「ひいなの隠れ里」として紹介され、全国から数多くの「おひなみ」のお客様がみえられます。

「大石田ひなまつり」は、地元に伝わる「おひなみ」が復活されたもので、自宅展示で昔ながらの祭り方でご覧になれます。
また、町立歴史民俗資料館では、江戸時代からの貴重な雛人形のほか、大石田ならではの古い雛道具や、郷土人形・ままごと道具一揃いなどが特別公開されます。

最上川に架かる永久橋「大橋」の完成を祝し、70有余年の歴史を持つ大石田町最大のまつりです。
観覧場所と打上場所が近く、まるで真上で花火が開いたかのような迫力。記念花火や創造花火などの他、締めくくりの「20号玉10連発」は感動間違いなしです！
また、夕方に沿道を練り歩く神輿の競演もお見逃しなく！

10月の終わり頃。真っ白な花から実になった新そばの収穫を祝い、大石田のそばを広く知っていただくため、毎年新そばまつりを開催しています。

大石田町のそばの在来種、「来迎寺在来」をこの日のために育て、「挽きたて・打ちたて・茹でたて」の三拍子に「採れたて」「心立て」が加わりました。
大石田でしか食べられない美味しいそばをご用意して、皆様をお待ちしております。